東京都中央区銀座8-14-7
【味】
焼き目は綺麗で身はふわっと柔らか。脂も香ばしさもほんのりな正統派の江戸蒲焼。あっさりだが決して単純な薄味ではない。噛むほどに旨味が増してタレのキレとコクが深まっていく緻密な味付けは、これまでの蒲焼の概念が覆される。伝統と職人技の奥深さを感じさせられる一品。
そして特筆すべきはその価格。最も高額な鰻丼が2900円というのは驚愕である。倍額であっても高いとは思わせない高級だが高価ではない絶品蒲焼。
【お店】
江戸末期より約150年続く老舗。夏目漱石の「吾輩は猫である」ほか多くの文芸作品にも登場し、食通としても有名な北大路魯山人が常連として通っていたことでも知られている。
この日は、新館のテーブル席が混み合っていたため本館に案内される。料亭風の厳つい店構えと中庭に一瞬ひるむが、案内所された2階席は、個室や離れの近寄り難い佇まいとは違い普通の庶民的な雰囲気。相席だったが、あまりの蒲焼の美味しさに周囲は全く気にならなかった。
そして特筆すべきはその価格。最も高額な鰻丼が2900円というのは驚愕である。倍額であっても高いとは思わせない高級だが高価ではない絶品蒲焼。
【お店】
江戸末期より約150年続く老舗。夏目漱石の「吾輩は猫である」ほか多くの文芸作品にも登場し、食通としても有名な北大路魯山人が常連として通っていたことでも知られている。
この日は、新館のテーブル席が混み合っていたため本館に案内される。料亭風の厳つい店構えと中庭に一瞬ひるむが、案内所された2階席は、個室や離れの近寄り難い佇まいとは違い普通の庶民的な雰囲気。相席だったが、あまりの蒲焼の美味しさに周囲は全く気にならなかった。