2019年9月23日月曜日

小川菊

【場所】
埼玉県川越市仲町3-22

【味】
最初の一口目から豊かな風味とコクに驚かされる。紀州備長炭で焼き上げられた焦げ目は香ばしく、濃いめの味付けで脂もよく乗っているがクドさは感じられない。ワイルド系の蒲焼はではあるが鹿児島産の上質うなぎの繊細な味わいと旨味はそのままに仕上げられている。最後まで山椒を振るのを忘れてしまった程の美味しさ。値段は高いが納得の絶品蒲焼。

【お店】
川越は、江戸時代より近くを流れる入間川や荒川で良質なうなぎが獲れたことから、歴史のあるうなぎ屋が数多くあり、どのお店も行列ができている。その中でも最も古株で川越随一の味と言われるこのお店を訪問。整理券方式のため待ち時間に観光を楽しむ事も出来る。
大正初期に建てられたという趣きのある店内は綺麗で風情がある。昔のお金持ちの御屋敷といった感じ。接客については、お茶が少なくなれば空かさず継ぎ足してくれて、幼児には待ち時間に折り紙と絵本を持ってきてくれるなど細かな気遣いも有り難い。老舗の超人気店だが驕らずとても気の利く優しいお店。

【値段】
特重5250円(税込)
(直近訪問日:2019.09.23)

【おすすめ度】
★★★★★



0 件のコメント:

コメントを投稿