【場所】
千葉県流山市西深井825
【味】
注文したのは昼膳会席。九州産鰻重に前菜、天麩羅、デザート等が付く。ちなみにこちらでは、九州産養殖うなぎのほか、究極の養殖ブランドうなぎ「坂東太郎」も扱っている。
うなぎはやや硬めでご飯の水気が多いのは残念だが、旨味が程よく広がり味のムラもない。素朴で昔懐かしさを感じさせる蒲焼。タレは、流山が誇る本みりんとお隣の野田の醤油が融合して生み出されたものと思われ、甘目ながらもキレが良く、うなぎ本来の味を引き立てている。
【お店】
利根運河畔の木々に囲まれたお屋敷風のお店。創業は明治25年でもうじき130年を迎える老舗。広々とした敷地には、このお店のほか、洋食の「ブラッスリーしんかわ」やガーデンサロンがあり、どことなく別荘地の風情を醸し出している。
予約をしていないにもかかわらず丁寧な出迎えを受けて2階に案内される。落ち着いたモダンな和室と調度品が格式の高さを感じさせる。接客は素晴らしく、会席を頼んでいない子どもにもデザートと紅茶をサービスしてくれた。
コロナ禍でどこにも行けないゴールデンウィークであったが、県内近場ながら非日常感と観光気分を味わう事ができた。
【値段】
昼膳会席5500円(税別)
(直近訪問日:2021.05.04)
【おすすめ度】
★★★★☆
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