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2026年7月29日水曜日

はし本[江戸川橋]


【場所】
東京都文京区水道2-5-7

【味】
柔らかながらも心地良い適度な歯応えを残したうなぎは、1年以上しっかりと育てられた「ひね仔」と思われる。身が締まり脂の乗りが穏やかな分、噛むほどにうなぎ本来の深いコクと旨味が滲み出てくる。
味付けは甘からず辛からず。うなぎの風味をそっと押し出す上品な仕上がりは、まさに創業190年余の技の結晶。
漬物にうなぎとの相性抜群な奈良漬が使われているところも高く評価したい。

【お店】
天保6年、かの坂本龍馬が産声をあげたその年に創業。以来、神田川沿いの同じ場所、そして同じ味で暖簾を掲げ続けている老舗中の老舗。
普通の一軒家のような風情ある佇まいに足を踏み入れると、1階はテーブル席と小上がりとで30席程、2階は座敷の大小個室となっていて用途に合わせて使い分けられる。
老舗の名店であるが、敷居は高くなく、とても親しみやすい雰囲気。
東京・八重洲にも同名の有名店があるが、経営も歴史も異なる全く別のお店であるとのこと。


【値段】 

鰻重特上 5600円(税込)
(直近訪問日 2026.7.29)

【おすすめ度】
★★★★★



2026年6月16日火曜日

丸富


【場所】
東京都品川区南品川3-6-2

【味】
お昼の食事メニューはうな丼「普通」と「ダブル」のみ。普通を注文するが、目の前に現れたのは、丼一面を覆い隠す肉厚な蒲焼。香ばしい匂いとワイルドな焼き目を見ただけで、美味しさを確信できる。
事前に作り置きされているため、牛丼店並みのスピードで提供されるが、クオリティは中々高い。
一口頬張るとサクッとした食感の後に脂の旨味が広がってくる。地焼きのような絶妙な歯応えを出すために、あえて蒸しを控えめに仕上げているそうだ。
甘辛く濃厚なタレと燻香をまとった身との相性は抜群。固めに炊かれた1合以上はありそうなご飯が瞬く間に消えていく。「蒲焼を食べた!」という満足感に浸れる一杯。

【お店】
京急・青物横丁駅から徒歩で3分程。暖簾をくぐるとカウンター8席だけのとても狭い店舗。スマホ使用禁止、撮影禁止と至るところに貼られていて、頑固で高圧的な店かと思いきや、接客は悪くない。料理の撮影も尋ねてみると快くOKをしてくれた。
平日のこの日は、開店直後に入店し、先客が4名。いずれも一人客で、長居をせず食べ終わると会計を済ませてサッと帰っていく。昼時や土日には行列ができるそうだが、回転が早く待ち時間は少なそう。
創業は昭和63年。食べログの「うなぎ百名店」にも選ばれる人気店。

【値段】 
うな丼 3600円(税込)
(直近訪問日 2026.6.16)

【おすすめ度】
★★★★☆



2026年2月9日月曜日

伊豆榮 本店

 【場所】
東京都台東区上野2-12-22

【味】
使用しているうなぎは愛知県一色産の中でも最上品質と言われる「三河鰻咲」。
火通しと燻煙のまとわせ方が絶妙で、香ばしい焼き目の下から脂の旨味が広がり、ほのかに川魚の風味も感じられる。
砂糖を使わず数週間寝かせた辛口のタレは、身とご飯に良く馴染み、見事な一体感を生み出している。
老舗の力量を感じさせるとても美味しい蒲焼。

【お店】
かつて梅川亭を利用したことはあったが、本店は初訪問。不忍池の畔にそびえ立つ7階建ビル一棟が丸ごとお店で総席数は270とかなりの大箱。
江戸時代中期から300年以上続くという老舗中の老舗。森鴎外や谷崎潤一郎などの文豪や著名人が通ったお店としても知られている。
重厚な雰囲気で一瞬入店を躊躇うが、入口で元気良く挨拶され、一人客でも快く接客してくれた。

【値段】
うな重 梅 6160円(税込)  *松竹梅は普通と逆で梅が最上位
直近訪問日 2025.2.9

【おすすめ度】
★★★★★

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伊豆榮 梅川亭  (2014.8.1)











2026年1月3日土曜日

川松

【場所】
東京都台東区浅草1-4-1

【味】
やや小ぶりの身は柔らか過ぎず適度な弾力を感じさせるが、口の中でとろけて旨味がじんわりと広がっていく。味付けはあっさり目で、うなぎの風味を一層際立たせている。
こちらのお店では、厳選した国産うなぎを2日間水に打たせてから調理をすることで、生臭さや余分な脂を取り除いているそうだ。
なお、お店一押しはコース料理の「冨貴」。鰻重(半身)と肝吸い、香の物に加え、鰻ざく、鰻巻き、刺身の小鉢、さらに柳川、そしてデザートの抹茶アイスまで付いてくる贅沢仕様で 6500円という驚愕のコスパを実現している。

【お店】
創業明治6年の老舗で、その歴史は150年を超える。
雷門から西に向かって10軒目と中々の好立地。5階建ビル全体がお店になっていて、1階レジの案内に従いエレベーターで上階に移動する。案内された4階は個室風に仕切られた広々ボックス席で、周囲を気にせずゆったりと過ごすことができる。
老舗らしい細やかな接客も心地良い。

【値段】
鰻重上 5500円(税込)
直近訪問日 2026.1.3

【おすすめ度】
★★★★☆





2025年10月24日金曜日

有楽町 うなぎのお宿

【場所】
東京都千代田区丸の内3−6−9

【味】
平日ランチの限定メニュー「つつじ御膳」には、うな重に白焼と温泉卵の小鉢、漬物、サラダ、肝吸、デザートが付いてとても豪華。
身は厚く大きめで、適度な弾力を残しつつも柔らかく焼き上げられている。香ばしさも脂の乗りも申し分ない。
タレは都心のお店には珍しく甘く濃厚。身にしっかりと染み込んでいて食べ応え充分。場所柄、お酒に合うよう工夫されているものと勝手に想像するが、うな串や一品料理に加えお酒の種類も豊富で、“うな呑み”にも最適であることから、あながち間違いでも無さそう。

【お店】
静岡県で鰻問屋を営む「駿河淡水株式会社」の直営店。虎ノ門と新橋にも店舗を展開している。
場所は有楽町高架下。レトロで賑やかな夜の雰囲気とは対照的に、日中は薄暗く怪しげ。
アーケードをくぐると少し先に見える大きな提灯が目印。店内は昭和の居酒屋といった雰囲気。テーブル席とカウンター席で合計で30席程と広くはないが、店外には飲屋街らしくテラス席も設けられていて開放的。
一人客も多く、気楽にうなぎとお酒を楽しむことができる。

【値段】 
つつじ御膳 上 4800円(税込)
(直近訪問日 2025.10.24)

【おすすめ度】
★★★★☆



2025年8月26日火曜日

色川

【場所】
東京都台東区雷門2-6-11

【味】
うな重は「普通」と「たっぷり」の二種類。ここは迷わず「たっぷり」を選択。
蓋を開けると一尾半のうなぎが隙間なく敷き詰められ、紀州備長炭で焼き焦がされたタレの香りが食欲をそそる。
小ぶりで締まった細身のうなぎを使用。ちなみに江戸時代には小さいうなぎや穴子を「めそっこ」と呼び、さっぱりとした味わいを殊更好んだそうだ。
身は程よい柔らかさで、口溶けも絶妙。あっさりとした味付けは、うなぎ本来の甘味と旨味そして風味を一層引き立てている。文句なしの絶品蒲焼。

【お店】
創業は文久元年1861年。同じ浅草の初小川、駒形前川とともに「三川」と呼ばれている。予約を受けない硬派なお店で、日々行列が絶えない。平日のこの日は開店30分前に並んで一番客となったが、開店と同時に席は全て埋まってしまい、数人は中に入れず待ちとなっていた。
店内は昭和初期にタイムスリップしたかのような風情が漂い、カウンター4席とテーブル2卓で総席数は12席。とても狭く隣の人と肘がぶつかりそう。
六代目の名物ご主人が他界され、現在は奥様と娘さんが暖簾を守っている。二人で切り盛りしているため細やかな接客はできないが、娘さんは威勢が良く英語も堪能で感じが良い。

【値段】 
たっぷり 5500円(税込)
(直近訪問日 2025.8.26)

【おすすめ度】
★★★★★




2025年7月17日木曜日

美國屋

 【場所】
東京都中央区日本橋2-5-1

【味】
注文したのは二段重。本来はうなぎとご飯が別々のお重に分けられてお重が二段になっているのだが、これを一緒にした「乗せ」にしてもらう。
この日のうなぎは愛知県一色の「三河鰻咲」。
とろける程柔らかく、最初はあっさり優しい味だが、ほのかな香ばしさと共に脂の甘味と旨味が後から追いかけてきて、豊かなコクが口中に広がる。江戸前流の奥深さを感じさせる絶品蒲焼。
戦後の日本を代表する写真家 土門拳が「日本一」と評するのも頷ける。

【お店】
創業は明治26年。戦後に日本橋に移転し「荒れ果てた日本が再び美しい国になるように」との願いを込めて、屋号も美國屋に改めたとのこと。
現在も当時と同じ場所にあるのだが、一帯の再開発によって、日本橋高島屋新館の一階に組み込まれる形で営業を続けている。店内はテーブル席のみで50席程度。シンプルかつカジュアルな雰囲気で気張らずに食事を楽しむことができる。
またコスパも優れており、最も高額な二段重が4500円、うな丼は2300円で提供している。高級うなぎ店がひしめく界隈にあって、並々ならない営業努力が窺える。

【値段】 
二段重 4500円(税込)
(直近訪問日 2025.7.18)

【おすすめ度】
★★★★★





2025年1月4日土曜日

つるや

【場所】
東京都台東区浅草1-33-2

【味】
注文してから15分程度で配膳。蒲焼にしては早過ぎだが、お客も多く見込みで調理していると思われる。身は柔らかく脂も乗っていてトロッとした食感。タレはあっさりで川魚の旨みと香りを堪能することができる。ご飯は少なめ。
美味しい蒲焼は数多くあるが、「こういうのでいいんだ」と思わせる奇をてらわないシンプルな正統派の江戸前流蒲焼。

【お店】
松屋浅草から程近く、賑やかな新仲店通りの入口付近に軒を構える うなぎと天ぷらのお店。店頭の食品サンプルのショーケースが昭和を感じさせる。創業90余年、浅草うまいもの会加盟の老舗。小説家の永井荷風が通ったお店としても知られている。
1階2階はテーブル席と小座敷、3階は座敷となっており、少人数から団体まで幅広く利用できる。

【値段】 

上鰻重 5280円(税込)
(直近訪問日 2025.01.05)

【おすすめ度】
★★★★★




2024年11月20日水曜日

躻(うつけ)

【場所】
東京都中央区日本橋横山町1-4

【味】
うな重マウンテンを注文。溢れんばかりに積み上げられたうなぎを、どこからどう食べて良いのか途方に暮れる。もはや蓋としての役割を果たしていない重箱の蓋に一旦うなぎを退避してから、4枚の半身を1枚ずつ頂くことにする。
愛知県の鰻問屋から直送されてきたうなぎを蒸さずに地焼きするのだが、その工程が独特。まず捌いたうなぎ一尾をそのまま焼いて重ね置き、注文に合わせて半分にカットしてから串を打って再び焼き上げる。効率を重視した流れ作業だが出来は悪くない。
若干焦げの苦味が気になるが、サクッと香ばしく、脂も程よく乗っていて旨味も充分。きめ細やかさは感じられないが、豪快に蒲焼を食い尽くしたい時にはおススメの一品。

【お店】
周囲の景観に溶け込んだやや古めのビルの1階と2階がお店。平日の開店直前で待ち客は10人程と中々の人気店。
店内はコンクリート打ちっぱなしの素朴な装い。カウンター席中心の1席はほとんどが一人客。複数人客は2階のテーブル席に案内されていた。注文は今どきのQRコードからで少し面倒。
昼間はうな重やひつまぶし等のうなぎ料理が中心。
うなぎの上にウニ、いくら、カニ等の海鮮を載せた「うつけ丼」も推しのひとつ。夜はおつまみも増えて居酒屋風になるとのこと。

【値段】 

うな重マウンテン 4950円(税込)
(直近訪問日 2024.11.20)

【おすすめ度】
★★★★☆


2024年8月22日木曜日

登三松(とみまつ)

【場所】
東京都中央区銀座3-13-2

【味】
注文してからの調理時間は10分程。ある程度作り置きしたものを焼いてから提供していると思われるが味は悪くない。しっかりと深めに蒸されており、ふっくら柔らかい。余計な脂も落とされて、適度に残された後味のよい良質な脂がコク深い旨味を引出している。タレは多めにかかっているが、スッキリ薄味でうなぎ とご飯に馴染んでいる。
素朴で昔懐かしの美味しい蒲焼。

【お店】

戦後の混乱期に都内で百円うな丼を販売し、蒲焼を庶民に広めた「登亭」が経営するお店。他の3店舗と異なり登亭の名称は使っていない。

店内は二人掛けのテーブル10卓とこぢんまり。長居はせずサッと食べてパッと帰る客が多く回転は良い。レジ横にはテイクアウト客用に弁当が並べられていたので、会計時に思わずそちらも購入。夜の楽しみとする。

余談だが30年以上前、当時私が勤めていた会社の営業所の直下階に株式会社登亭の営業本部が入っていた事もあり、とても親近感の湧くお店。


【値段】
うな重 竹 4000円(税込)
(直近訪問日 2024.08.22)

【おすすめ度】
★★★★☆

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2023年11月12日日曜日

小柳

 【場所】
東京都台東区浅草1-29-11

【味】
香ばしく焼き上げられた身は、箸を当てるだけでスッと切れる程柔らかい。一口運んだ瞬間は、あっさりとした味付けに感じるが、噛む程にうなぎ本来の旨味と甘味がじわりと広がり、コクのある深い味わいに変わっていく。うなぎを知り尽くした職人が長年培ってきた焼きの技術の賜物と思われる。
後味も素晴らしく、この豊かな余韻を薄れさせたくなくて食後のお茶を飲むのもためらわれるほど。
老舗有名店にもかかわらずコストパフォーマンスにも優れた絶品蒲焼。


【お店】

賑やかな仲見世通りの西に平行する浅草中央通りのお店。入口の松と柳の植え込みが出迎えてくれる。創業は大正15年(1926年)でもうじき一世紀を迎える老舗。場所柄から多くの大御所歌舞伎役者も通うという有名店。
注文から10分ほどで提供されるが、来客が絶えないことから、作り置きではなく、見込みで次々と捌き、焼き上げているものと推察される。
休日は行列必至だが、1階のテーブル、カウンター席に加え、2階には座席席もあり、待ち時間はそれほどでもないと思われる。。

【値段】
鰻重松 3850円(税込)
(直近訪問日 2023.11.12)

【おすすめ度】
★★★★★






2023年8月30日水曜日

美濃金 神田本店

【場所】
東京都千代田区外神田6-14-3

【味】
ひつまぶしが推しのようだが、初めてのお店なのでまずはうな丼を注文。身がとても厚く脂も程よく乗った良質なうなぎは愛知一色産とのこと。「美濃地焼き」という手法でパリッと香ばしく焼かれ、甘く濃厚なタレを纏った身は野生味に溢れ、硬めに炊かれた「美濃ハツシモ米」とともに、瞬く間に口中に消えて行く。岐阜県産にこだわったとても美味しい蒲焼。うな丼には香の物とお吸物のほか玉子焼きとうざくが付いてくる。

【お店】
木曽三川の清流に恵まれた岐阜の名店「美濃金」の東京初進出店。
2022年10月にオープンしたばかりの店内は高級感漂う落ち着いた雰囲気。カウンター4席、テーブル18席、半個室24席と丁度良い広さ。隣席が気にならないよう配置されている。
平日のオフィス街という事もあり、開店時間の11時に入店し一番客。一人で4人席を使わせてもらう。
接客は素晴らしく、食前に冷たいほうじ茶、食後には温かい岐阜・白川の煎茶が出される。
退店時には、明るく愛想の良い店員さんが店の外にまで出て見送りをしてくれた。

【値段】

うな丼上 5150円(税込)
(直近訪問日 2023.8.30)

【おすすめ度】
★★★★☆





2022年9月19日月曜日

オオギヤと宇奈とと 西葛西店


 【場所】
東京都江戸川区西葛西6-14-2

【味】
宇奈とと期間限定商品「うなめしギガ増し+」を目当てに訪れたが、こちらのお店では取り扱っていないとのこと・・・。気を取り直し、一番迫力がある「ビックリ重」を注文。お重と言うよりは桶に近い器に大振りのうなぎ一尾丸ごと乗せられ、しかもはみ出している。うなぎだけではなくご飯もビックリサイズ(うな丼の約3倍とのこと)なので、食の細い人は注意が必要。
この大きさと値段からして国産ではないと思われるが、備長炭で焼かれた身は香ばしく、うなぎの旨味が口の中に染みわたる とても美味しい蒲焼。

【お店】
焼鳥の「扇屋」と「宇奈とと」のダブルネーム店。焼鳥とうなぎ、そして各種お酒をリーズナブルに一度に味わうことができる画期的なお店。
西葛西店は、昭和の雰囲気漂う線路下メトロセンターの中。店内は広く、接客の感じも良いのでとても入りやすい。

【値段】
ビックリ重 2500円(税込)
(直近訪問日:2022.9.19)

【おすすめ度】
★★★☆☆

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2022年5月4日水曜日

浅草うな鐡 浅草駅前本店


 【場所】
東京都台東区浅草花川戸1-2-11

【味】
浅草うな鐡と言えば ひつまぶしと言う事で、普通のひつまぶしに加え、とても珍しい塩ひつまぶしを注文。「御膳」にすると鰻巻、鰻ざく、鰻ハムが付く。
両方ともうなぎを蒸さずに備長炭で焼き上げた地焼き。パリッと香ばしく程よく脂が乗っている。
塩ひつまぶしは、塩山椒、本山葵、柚子、シソ、そして出汁で味変を楽しみながら うなぎ本来の風味と香りを堪能する事ができる。
タレのひつまぶしは、芳醇な旨味と甘味を味わいながら、小細工をせずにそのままで食べるのが一番だと思われる。

【お店】
「うな鐡」という名のうなぎ屋は浅草の他、新宿や渋谷、池袋等でも見られるが、経営はそれぞれ別とのこと。
浅草うな鐡は「うなぎ百撰」の加盟店。隅田川沿いに本店、国際通り沿いに国際通り店がある。
ひつまぶし、うな重の他、鰻串、鰻たたき、肝刺などの一品料理も充実。
1階にはカウンター席もあり、一人でも入りやすい。

【値段】 

浅草ひつまぶし うな鐡御膳4900円(税込)
塩ひつまぶし うな鐡御膳5000円(税込)
(直近訪問日 2022.5.4)

【おすすめ度】
★★★★☆


2022年3月29日火曜日

宇奈とと 八丁堀店


 【場所】
東京都中央区八丁堀3-18-7

【味】
「うなめしギガ増し+」を注文。通常メニューの「うなめし」の鰻の量を4倍にした期間限定商品。なんと値段は税込1100円。
注文から出来上がりまで約5分と超速で、格安うなぎではあるが、細かく刻まれていて固さは感じられない。備長炭で焼かれた身は香ばしく、皮目はサクッと中身はねっとりとした食感。時間とお金が無くても美味しい蒲焼が堪能できる素晴らしいお店。

【お店】
うなぎは高級料理で、焼き上がりまでの長い時間を待つのも愉しみの一つであるとよく言われる。しかし、宇奈ととは「安い、早い、旨い」をモットーにうなぎ屋の常識を打ち破る全国チェーンのお店。550円からうな丼を食べることができる。
八丁堀店は駅近で鍛冶橋通りに面している。店内はカウンターのみで通路も狭く、昔の牛丼屋を思い出させる。店員は皆元気で感じが良い。

【値段】
うなめしギガ増し+  1100円(税込)
(直近訪問日:2022.3.29)

【おすすめ度】
★★★☆☆

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2022年3月16日水曜日

にょろ助 東南屋 浅草

 【場所】
東京都台東区浅草1-33-5

【味】
一尾300g超えのうなぎは迫力満点。太物・身厚うなぎは大味である事が多いが、こちらのうなぎは、柔らかながらも身は引き締まり、豊かな風味も感じられる。
関西風にサクッと焼き上げられていて、香ばしく、食感も素晴らしい。身の脂と甘く濃厚なタレとが相まって力強い野性味を醸し出している。

【お店】
浅草観音通りメトロ商店会の賑やかな一角に位置するお店。長年にわたり、どじょう鍋、すき焼きを扱ってきた東南屋(たつみや)が、昨今 際コーポレーションが手がけるうなぎ屋「にょろ助」としてリニューアルオープンしたとのこと。
お店は田舎の古民家風。高級感漂う銀座店と違い、浅草店は庶民的で入りやすい。
蒲焼の他、鰻刺身、鰻ハム、煮凍りといった一品料理も豊富。

【値段】
うな重 極み 4800円(税込)
(直近訪問日:2022.3.16)

【おすすめ度】
★★★★★ 

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2022年2月13日日曜日

竹葉亭 銀座店

 【場所】
東京都中央区銀座5-8-3

【味】

美しい照りと艶をまとった身は、箸を当てるだけでスッと切れるほど柔らかい。タレはあっさりだが うなぎ本来の旨味を引き立てていて、噛むほどに深みが増していく緻密な味付けが素晴らしい。木挽町本店の芳醇な備長炭の香ばしさと豊かな風味には わずかに及ばないが、とても美味しい蒲焼。

【お店】
竹葉亭は、江戸末期から約150年続く老舗で、夏目漱石や永井荷風などの文芸作品にもよく登場している。本家の竹葉亭は、木挽町本店、銀座店、横浜そごう店の3店舗。大阪と名古屋には、本家から暖簾分けされた東京竹葉亭と大阪竹葉亭がそれぞれ店舗を展開しているとのこと。
銀座店は、銀座4丁目交差点のすぐ側のビルの中。料亭風の本店とは異なり風情は感じられないが、利便性はとても良く気軽に利用できる。地下と1階はテーブル席、2階は畳敷でテーブルと座敷席となっている。

【値段】 
うなぎお重 4180円(税込)
(直近訪問日 2022.2.13)

【おすすめ度】
★★★★★

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2022年1月3日月曜日

うなぎ やっこ


 【場所】
東京都台東区浅草1-10-2

【味】
令和4年の初うな重。
身がくずれる寸前まで柔らかく蒸され、備長炭で丁寧に焼き上げられている。最初はあっさりだが、噛むほどにうなぎの旨味と甘味がじわりと口の中に広がり、豊かな味わいに変化していく。薄味で主張し過ぎないタレと絶妙な焼き加減が鰻本来の風味を引き立てている。江戸前流うなぎの伝統と技を感じさせる絶品蒲焼。

【お店】
創業は今から200年以上前の寛政年間。幕末には勝海舟やジョン万次郎も通っていたと言われている名店。夏目漱石の「虞美人草」「彼岸過迄」に登場することでも知られている。
老舗ではあるが、店内1階は綺麗な高級中華料理店のような雰囲気。2階は純和風で個室と大広間を備えている。
正月で混雑する中でも和服の店員さんは皆気さくで、細やかな気遣いがありがたい。

【値段】
うな重桜4400円(税込)
(直近訪問日:2021.1.3)

【おすすめ度】
★★★★★



2021年10月26日火曜日

尾花


【場所】
東京都荒川区南千住5-33-1

【味】
注文してから待つ事1時間。蓋を開けると焼きムラのない見事な飴色が視界に飛び込む。
身は極めて柔らかく、ほんのりと炭火の香ばしさが広がった後、口中でほどけて脂の甘みと旨味の余韻だけが残る。タレは老舗にしては珍しくやや甘め。全体的にあっさりとまとまっているが、繊細で奥深さが感じられる。
値段と待ち時間に見合うかどうかは別にして、手の込んだとても美味しい蒲焼。

【お店】
〝東の横綱〟と称され、圧倒的な人気を誇る名店。その味は日本一(つまり世界一)と言う声も少なくない。
自分には敷居が高く、運が悪ければ入店するだけでも数時間並ばなければならないことや、南千住という微妙な立地から、これまで訪問を躊躇していた。しかし、新型コロナ第5波が収束しつつある今、これまでの厄を払うためにと無理矢理自分に言い聞かせて意を決し初訪問。
開店1時間前に到着するが、既に5組が並んでいた。開店時の待人は20人位だろうか。いつもよりは大分空いている模様。客層は老若男女、団体から一人客と様々。
外観は神社仏閣のような重厚な佇まい。実際に敷地内には立派なお稲荷さんが祀られており、凛とした空気が流れている。
室内は十分過ぎるほど座席間隔が確保されており、綺麗に磨き上げられた廊下とほのかに漂うお香が老舗の矜持を感じさせる。

【値段】
鰻重6930円(税込)
焼鳥(2本)1320円(税込)
(直近訪問日:2020.10.26)

【おすすめ度】
★★★★★


2021年10月20日水曜日

ひょうたん屋 1丁目店

 【場所】
東京都中央区銀座1-13-9

【味】
関西風の地焼き蒲焼。あらかじめ串に刺しておいたうなぎを蒸さずに焼き上げるので、調理時間は15分程。忙しいビジネス客が多いためか、注文を受けてから捌いている時間はないのだと勝手に納得。
蒸さない関西風ではあるが、弱めの炭火でじっくりと焼いているためか、サクッとした食感は控えめ。代わりにこれまで経験したことのない引き締まった弾力が特徴的。醤油が勝った辛口のタレを纏った身を頬張ると、脂の甘みとコクが口中に広がるとても美味しい蒲焼。

【お店】
カウンターを中心とした小さく気取らないお店。戦後間もない1946年に創業したとのこと。
カウンター7席のほか奥にはテーブル席がある模様。店内は極めて狭く、カウンターに座れば焼き場は目の前。至近距離で蒲焼を焼いている様子を見る事ができる。
メニューはうな重とお新香のみ。長居はせず、サッと食べてサッと帰る粋な江戸っ子には丁度良いと思われる。そのためか一人客、特に女性の姿も多く見られた。
ちなみに6丁目店は、もう少し広くてカジュアル。一品料理も充実しているので、目的と気分によって使い分けるのも良いと思う。

【値段】
特上4300円(税込)
(直近訪問日:2021.10.20)

【おすすめ度】
★★★★☆