【場所】
東京都中央区日本橋横山町1-4【味】
うなぎ重マウンテンを注文。溢れんばかりに積み上げられたうなぎを、どこからどう食べて良いのか途方に暮れる。もはや蓋としての役割を果たしていない重箱の蓋をうなぎの一時退避場(つまり取皿)として使い、4枚の半身を1枚ずつ頂くことにする。
愛知県の鰻問屋から直送されてきたうなぎを蒸さずに地焼きするのだが、その工程が独特。まず捌いたうなぎ一尾をそのまま焼いて重ね置き、注文に合わせて半分にカットしてから串を打って再び焼き上げる。効率を重視した流れ作業だが出来は悪くない。
若干焦げの苦味が気になるが、サクッと香ばしく、脂も程よく乗っていて旨味も充分。きめ細やかさは感じられないが、豪快に蒲焼を食い尽くしたい時にはおススメの一品。
【お店】
周囲の景観に溶け込んだやや古めのビルの1階と2階がお店。平日の開店直前で待ち客は10人程と中々の人気店。
店内はコンクリート打ちっぱなしの素朴な装い。カウンター席中心の1席はほとんどが一人客。複数人客は2階のテーブル席に案内されていた。注文は今どきのQRコードからで少し面倒。
昼間はうな重やひつまぶし等のうなぎ料理が中心。
うなぎの上にウニ、いくら、カニ等の海鮮を載せた「うつけ丼」も推しのひとつ。夜はおつまみも増えて居酒屋風になるとのこと。
【値段】
うな重マウンテン 4950円(税込)
(直近訪問日 2024.11.20)【おすすめ度】
★★★★☆