東京都港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワーN1F
【味】
注文したのは評判の「蒲焼一本重」。うなぎ一本をそのまま使った斬新かつインパクト抜群な蒲焼。調理法は名古屋流で、関西と同じ腹開きの地焼き。
信楽焼のお重は大きくて重いため、お椀によそっていただく。身は柔らかだが皮目は厚く硬い。箸では簡単に切れない硬さだが口に入れてびっくり。とても香ばしく、これ程までのサクッと感は今まで味わった事がない。身厚なうなぎを強力な備長炭で一気に焼き上げたのがよくわかる。身に閉じ込められた旨味と甘いタレが硬めのご飯と相まってとても美味しい。山椒は高知の仁淀川山椒を使用し、濃厚な味付けの蒲焼を爽やかに和らげてくれる。
【お店】
東京の「五代目野田岩」や「きくかわ」と混同しそうな店名だが、こちらは創業90年の老舗卸問屋が経営し、とことん一本鰻にこだわる名古屋の名店。2020年8月に東京に初進出した。店内は、高級感が漂う落ち着いた雰囲気。カウンター席、テーブル席に加えてソファー席や個室もある。ガラス越しに焼き場と厨房が見渡せる。
【値段】蒲焼一本重4980円(税込)
(直近訪問日:2021.03.03)
【おすすめ度】
★★★★★
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